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友釣り実践テクニック

本章では、ポイントの選び方や、オトリの泳がせ方、状況に応じた仕掛けの交換や
素早い取り込み方など、実戦に役立つテクニックを解説します。


(1)ポイントの選び方

川は様々な形態の地形の連続で成り立っています。

一口に「アユを釣る」と言っても、どこで釣るか」が重要な問題になってきます。

ポイントを選ぶということは「川を見る」ということです。

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また、上達のためには、色々なロケーションの釣り場に足を運ぶことも重要です。

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広い川のどこで竿を出すかは、釣果に影響する大事な要素になってきますので、
この「川見」を十分に行うことによって、アユのいる場所が分かれば、あとは
どのような方法で釣るかに集中することができます。

川の流れに変化を与えている地形の変化によって、アユ釣りのポイントとなる
場所を何種類か見当をつけることができます。




流れが早く、水面の変化の大きいところを「」と呼びます。

波や白泡が立っているところなど流れの変化があるということは、川底の地形にも
平坦ではなく、石が多かったり傾斜があったりと様々に変化しているということです。

流れの速さや水深によって「ガンガン瀬」「チャラ瀬」「深瀬」「早瀬」などと
色々な形態がありますが、いずれの瀬も好ポイントと言えるでしょう。

瀬の始まりを「瀬肩」「瀬頭」、終わりを「瀬落ち」「瀬尻」、左右の脇を「脇瀬」と言います。

瀬の中にいるアユは縄張りを形成していることが多く、高確率でオトリにアタックしてきます




瀬が落ち込んだところにある、水深があって流れの緩い「」は、まだ縄張りを
持っていないアユや、他のアユに負けて縄張りを作れず群れを構成している
アユがいることの多いポイントです。

このようなアユは縄張りを守る意識が少ないため攻撃性が低く、友釣りで釣るには難しい魚と言えます。

しかし、釣り方や狙うタイミングによってはオトリを襲うこともあるので、次に瀬に
入る魚を供給するための大事なポイントと言えるでしょう。


トロ場

緩く平坦な流れが続いているところを「トロ場」といいます。

トロ場も群れアユが多い場所で攻撃性の少ないアユが相手となるため、流れを
利用してオトリを送り込む引き釣りでは攻略するのは難しい
場所と言えます。

オトリの動きで反応させる泳がせ釣りが効果的なポイントとなります。

このように「瀬」「淵」「トロ場」というポイントを念頭に置くと、「川見」の際に重要に
なってくる着眼点が自ずと見えてきます。

川全体を見た時に好条件となるのは、できるだけ変化に富んだ川がいい、と言えるでしょう。



(2)泳がせ釣り

渇水時や混雑時、また攻撃性の低いアユのいる淵やトロ場で効果を発揮するのが泳がせ釣りです。

泳がせ釣りの手順としては、オトリを上流に向けて足元から放します。

放す前からオバセ(ラインのたるみ)を作って、オトリにライン抵抗を与えておきましょう。

オバセを作って自発的にオトリを泳がせるこの釣りでは、水中糸に0.2〜0.3号
程度のナイロンラインを使用するのが一般的
です。

引き釣りで効果的な働きをする極細のメタルラインでは、水流による抵抗が掛かり
にくく、オトリがあまり泳ごうとしません


泳がせ釣りは、自分の「下流」を釣る引き釣りとは違い、「上流」側を釣ります。

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引き釣りのように寝かせるのではなく、立て竿にして適度なオバセを作り、オトリを上流へと泳がせます

竿先をやや上流へと向ける「上竿が泳がせ釣りの基本の構えとなります。

また、オバセの加減も泳がせ釣りでは重要な要素となります。

オバセを大きく取ると、ラインが水流を受ける面積が大きくなり、オトリは
流されまいと懸命に泳ごうとします。

逆に、オバセを小さくすると水流抵抗が減って、オトリはゆったりと泳ぐようになります。

こうしたオバセの加減でオトリの泳ぎをコントロールすることができますが、
オバセを作っているために、アタリがダイレクトに手に伝わりにくいことも
頭に入れておかなければなりません。

目印やラインの動きに注意して、変化があったらラインを張ってアタリを探る作業も
重要になってきます。

上流に泳がせたオトリに掛かったアユは、慌てて寄せるとバラす可能性が大きくなってしまいます。

しばらく待つと下流へと流れてくるので、そこからやり取りを始めるくらいの気構えで対処しましょう。

野アユが掛からずオトリが上り切ってしまったらいったん回収します。

表層の流れに乗せてオトリを下流へ戻し、引き釣りの要領で最スタートさせる方法もありますが、
上級者になると意外と頻繁にオトリを引き寄せていることに気づきます。

最初にオトリを泳がせたコースで掛からなかったので、少しコースを変えようと
水中のオトリを竿で引っ張ってしまいがちですが、オトリに余計なストレスが
加わり弱ってしまったり、コースが思ったよりも変わらなかったりと、思い通りに
オトリを動かせない方が多いのです。

それよりも、いったんオトリを寄せて、あらためて別の方向に向けて送り出してやる
方が上手くいきます


これを頭に入れておけば、同じ場所に立っていても、複数のポイントを効率よく探る
ことができ、野アユが掛かる確率も高くなります。



(3)仕掛けの交換と補修

アユ釣りをしていると仕掛けが途中で切れたり絡んだり、といったトラブルに見舞われます。

たいていの場合は、水中糸かハナカン周りがトラブルを起こしやすい箇所で、
いずれもセクションごとの完全仕掛けが市販されていますが、その都度全部
取り替えていてはお金も掛かり無駄が多くなります。

使える部分は残し、消耗した部分だけを交換しましょう。



(4)引き抜きに挑戦

引き抜きは、アユを宙に飛ばせて玉網でキャッチする、ダイナミックでスピーディーな取り込み法です。

掛かったアユをオトリごと空中に飛ばして玉網に入れるので、その場を動かずに
素早く野アユを交換できるため、釣り大会などで、限られた時間内に効率よく
釣り上げるために考え出された現代のメインの取り込み法で、今では一般に広く
使われるようになっています。

竿をタメてアユの走りを抑えたら、竿を立ててオトリが水面から出るくらいに浮かせます。

目印を確認しながら、流れの緩いところにアユを誘導します。
このときは少々竿で引っ張るようにして緩いところに寄せます。

流れが強いところから引き抜きをすると、抜くときの方向がなかなか思うように
ならない場合が多く、失敗の元になります


魚が浮いたら利き手で竿尻をしっかり握り、もう片方の手はアユベルトに挿した
玉網を抜き取って、元竿の上部にそえて一気に引き抜きます


魚を抜いたら利き腕でしっかりと竿を持ち、竿の弾力を使って、差し出した玉網に
向けて魚の軌道を固定します。

竿がフラつくと魚の軌道もフラつきますので、玉網を持つ手で魚を追うのではなく、
竿を持つ利き腕に意識を集中させ、玉網へ魚を誘導する感覚で操作するのがコツ
です。

数釣りを目指す上でも重要なテクニックですので、寄せの取り込みがきちんと
できるようになったら、次のステップとして、ぜひとも挑戦してみましょう。

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